メイン | そしてターンテーブル導入へ »

ウェスタンエレクトリック WE16GA

先日購入したLUXMANのL-500。毎日往年の名盤を狭いワンルームで再現するという大役を担ってくれている。ところでこのアンプは極力無駄のない設計で、フォノイコライザーは省かれているし、ヘッドホン端子もなくリモコンもない。ということはアンプを手元に置かないと、入力の切替はおろか音量の調節も手間である。そんなわけでスピーカーケーブルを長くし、私がいつも座る席のすぐ右にアンプを置けるようセッティングし直そうと考えた。 WE16GA-2-350.jpg
↑ウェスタンエレクトリック WE16GA

直線距離で結べば2メートル強でも、すっきりとした配線にしようと思ったら5.5メートル×2本で11メートルが必要だった。今まで使っていたのがKIMBERのケーブル。 LoudspeakerCableの4VSというやつだ。

別に不満があったわけではないが、せっかくケーブルに資金を投入するならじっくりと選んで悔いのないようにしたい。こういうときだから日本橋まで足を運んで店員さんにじっくりと話を聞きながら……なんてことをせずネットの情報をかき集めて判断しちゃうのが私の悪いところ。そう知りつつ今回もネットの情報を信じてみた。たどり着いたのがウェスタンエレクトリックのWE16GAというスピーカーケーブル。詳細こちら。そしてこのケーブルの評判は↓のサイトなど。http://www.azzlo.com/taka-aki/mt/2006/02/0223.html http://otasuke.goo-net.com/qa2602922.html

4vs.gif
↑今まで使用していたKIMBER KABLE

不満だった高音域の伸びが解消されるかと期待。コスト的にも1メートルが1,000円だから悪くない。ヤフオクで1メートル800円で出ていたので購入し、ケーブルは昨日我が家へとやってきた。こちらでも紹介されている通りケーブルは全然太くない。一見は安物のケーブルと変わらないが付け替えてみて音のクリアさにびっくり。低音域から高音域まで全然癖がない。音の低位もはっきりしていて素晴らしい。

前のKIMBERは低音域から中音域にかけて迫力があったものの高音域が貧弱だった。KIMBER特有の魅力もあったけれど(例えばチェロなんかが分厚く鳴っていたKIMBERのケーブルの魅力は捨て難い)、クラシックはたぶん広い音域を奇麗に鳴らしきったほうが、再現性が高いし聴いていて感銘を受ける。

私は朝比奈隆指揮の大阪フィルの演奏をしばしば聴いて大学時代を送った。ウェスタンエレクトリックのケーブルに換えて朝比奈の懐かしいCDをかけてみると、「ああこの音だ」という感慨が起こってくる。ウェスタンエレクトリックはアンプからスピーカーに脚色なく忠実に音を伝えている。

先に挙げたサイトにも書いてあったが、「組み合わせによっては高域にエッジが立つ」という評価はなるほどと思われるところがあり、我が家でもスピーカーの配置によって高域が硬すぎたりして、調整がやや難しかった。まあそういった辺りがオーディオ道の楽しみといわれればそれまでだけれども。

中学生・高校生とR&Bやフュージョンで育った耳には、低音域から中音域のスケール感に富むKIMBERのケーブルが嫌いではない。が、これは私がクラシックを聴く上では悪癖となろう。きっとウェスタンエレクトリックは、全音域を忠実に再現して私の聴覚ごとクラシック色に染めてくれるような気がしている。

---------------------------------
(参考)使用したオーディオシステム
スピーカー:B&W N805
アンプ:LUXMAN L-500
CDプレーヤー:DENON DCD-1550AR
---------------------------------

About

2007年02月16日 23:33に投稿されたエントリーのページです。

次の投稿は「そしてターンテーブル導入へ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34